家族旅行でソウルに来ると、「子どもが食べられる辛くない料理はあるかな?」と心配になりますよね。
でも、安心してください。
韓国には最初の一口からホッとするような、辛くなくて優しい味わいのご飯がたくさんあるんです。
特に鐘路(チョンノ)エリアの昔ながらの食堂なら、座敷でゆっくりと家族みんなで食卓を囲むことができます。
地元の私が、辛さを気にせず、大人も子どもも笑顔で美味しく食べられるローカルなお店とコツをこっそりお教えしますね。
まずはこれ!「子どもは何を食べられる?」の不安を消す、優しいスープと定食
お腹を空かせて入ったお店で、真っ白なスープと立ち上る牛肉の澄んだ香りを嗅いだ瞬間、強張っていた肩の力がふっと抜けました。
歩き疲れた観光の合間に、子どもが食べ慣れない味を嫌がった時のリセットご飯としても、このスープは本当に心強い味方です。

観光客の多い明洞に泊まるなら、朝から開いている신선설농탕 명동점がとても便利です。
韓国の食堂には、いわゆる「お子様ランチ」がないことも多いのですが、心配はいりません。
大人の分を取り分けてシェアする「キッズシェアフレンドリー」な頼み方が、韓国のローカル流なんです。
辛さゼロの安心メニュー
テーブルにある塩で自分好みに味付けできるスープなら、辛さが苦手な家族の最初の食事として間違いありません。
白いご飯や海苔、ケランチム(韓国風茶碗蒸し)など、子どもが喜ぶメニューを組み合わせてみてください。
営業時間は毎日8:00〜21:00なので、朝ごはんにもぴったりですよ。
「안 맵게 해 주세요(アンメプケ ヘ ジュセヨ / 辛くしないでください)」
意外なほど子連れに優しい。鐘路(チョンノ)の路地裏で味わう伝統の食卓
静かな鐘路の路地裏に一歩足を踏み入れると、小鉢がカチャカチャと並ぶ心地よい音に包まれます。
テーブルいっぱいに並ぶ色とりどりのおかずを前にすると、「これなら誰でも好きなものが見つかる」と、食卓を囲む喜びで胸がいっぱいになります。

三世代での旅行や、ゆっくり食事を楽しみたい時こそ、은성한정식のような韓定食(ハンジョンシク)がおすすめです。
平日11:00〜21:30の営業で土日はお休みなので、訪問前にチェックしてくださいね。
流行りのお店で立ち並ぶよりも、座って落ち着ける空間のほうが、家族のペースに合っていますよね。
焼き魚やポッサム(茹で豚)など、辛くないおかずが豊富なので、取り分けも簡単です。
散策後のご褒美ランチ
北村(プクチョン)や安国(アングク)を歩き回って足が棒になった頃、上品で温かいご飯の香りが漂う空間に腰を下ろすと、不思議とまた食欲が湧いてきます。

観光と優しい味の食事を組み合わせるなら、安国駅近くの온미관も一押しです。
毎日11:00〜22:00まで開いていて、綺麗に盛り付けられた定食は、疲れた体にもスッと馴染んでくれますよ。
「앞접시 주세요(アプチョプシ ジュセヨ / 取り皿をください)」
刺激的な味の前に。ソウル旅行の思い出になる、辛くない王道グルメ
肌寒い雨の日に、目の前に運ばれてきた熱々の器から立ち上る湯気を浴びると、じんわりと心まで温かくなりました。
ひとくち飲む前からフワッと香る漢方の匂いに、「韓国料理は刺激が強いかも」というためらいは消え、滋味深い定番の味への信頼感に変わります。

ソウルで絶対に食べて帰りたい、辛くない王道グルメといえば、やっぱり토속촌삼계탕の参鶏湯(サムゲタン)です。
お肉がホロホロになるまで煮込まれているので、慎重派のお子さんでもペロリと食べてくれるはずですよ。
毎日10:00〜22:00まで営業しているので、時間を気にせず行きやすいのも嬉しいポイントです。
辛くないからこその贅沢
プルコギや参鶏湯のように、素材の旨味を活かした料理は、私たち地元民にとっても癒しの味です。
辛いものを楽しむ前の準備運動として、まずはこうした優しい定番料理でお腹を満たしてあげてくださいね。
家族みんなが笑顔で食卓を囲めるのが一番ですから。
「공기밥 하나 추가요(コンギパプ ハナ チュガヨ / ご飯を一つ追加してください)」
次回のソウル旅行が、家族みんなにとって美味しくて笑顔あふれる時間になることを願っています!

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