韓国ドラマを見ながら、「あの羊の頭みたいに巻いたタオルをしてみたい」「熱いサウナで汗を流した後に、キンキンに冷えた甘いシッケを飲んでみたい!」と思ったことはありませんか?でも、チムジルバン(韓国のスーパー銭湯・スパ)にいざ行くとなると、「最初はどこでお金を払うの?」「いつ、どこで服を脱げばいいの?」「お風呂とサウナ、どっちに先に入るのが正解?」と、暗黙のルールが分からなくて不安になりますよね。この記事は、そんな初めてのチムジルバンに戸惑う日本の友人に向けて、私が隣で一緒に歩きながら案内するような気持ちで書きました。これを最後まで読めば、大きなソウルのスパでも迷うことなく、周りの地元の人たちと同じように自信を持って最高の時間を楽しめるようになりますよ。
韓国のスパ文化、気になりつつも少しハードルが高いと感じているあなたへ
チムジルバンは私たち韓国人の日常にあまりにも深く根付いているため、観光客向けの丁寧なマニュアルがあまり用意されておらず、初めてだと戸惑って当然です。言葉もよく分からないまま、スーツケースを引きずって見知らぬビルの入り口に立ったとき、正直「本当に入っても大丈夫かな」と尻込みしてしまう気持ち、痛いほどよくわかります。私も初めて海外でローカルな施設に入った時は同じように不安でしたから。
でも安心してください。강변스파랜드のような、広くて親しみやすいスパを選べば、初心者でも迷うことなくスムーズに楽しめます。(営業時間は毎日6:00 AM – 9:00 PMと表記されていますが、念のため訪問前に最新情報を確認してくださいね。)
少し緊張しながら足を踏み入れた瞬間、家族連れの話し声やスリッパがタイルを歩くペタペタという音が聞こえてきました。そして、ロッカーの鍵と館内着を受け取るだけのあまりのシンプルさに、これなら大丈夫だとホッと胸をなでおろしたんです。

カウンターでフリーズしないための、チムジルバンの正しい手順
日本の旅行者から一番よく聞く不安は、「どのタイミングでどう動けばいいのか分からない」というものです。ソウルの大きなチムジルバンでの、最もスムーズで一般的な流れをお伝えしますね。
まずはフロント、または入り口にあるキオスク端末で入場料の支払いを済ませます。すると、靴箱の番号が書かれたレシートと一緒に、館内着(チムジルボッ)とタオルを渡されます。指定の番号の靴箱に靴をしまったら、その鍵を抜いて男女別のロッカールームへ向かいます。
ロッカールームに着いたら、ここで服をすべて脱ぎ、まずはお風呂(モギョクタン)エリアへ向かいます。日本の銭湯と同じように、湯船に浸かる前に必ずシャワーを浴びて体を洗うのがマナーです。お風呂でしっかり温まったら、体を拭いてから先ほどもらった館内着に着替え、いよいよ男女共用のサウナ(チムジルバン)フロアへ移動します。この順番さえ頭に入れておけば、もう入り口でオドオドすることはありません。
もし渡された館内着のサイズが合わなくて交換してほしい時は、スタッフに「바꿔 주세요(パックォ ジュセヨ / 交換してください)」と伝えてみてくださいね。
ドラマのあのシーンを再現!羊巻きタオル、ゆで卵、そしてキンキンのシッケ
チムジルバンに来たら絶対に外せないお楽しみといえば、やっぱりゆで卵と「シッケ(お米で作られた甘酒のような冷たい飲み物)」の組み合わせです。熱いサウナでたっぷり汗を流した後、冷たくて甘いシッケがカラカラの喉を潤していくあの瞬間は、何度味わっても最高なんですよ。
ここで地元の私からのちょっとしたアドバイスですが、この定番おやつを心ゆくまで楽しむなら、広い休憩フロアのすぐ近くに売店がある大きなスパを選ぶのが正解です。せっかく涼んでいい気分になっているのに、わざわざ売店まで遠い別のエリアに移動するのは面倒ですからね。
東大門のショッピングエリアにある24時間営業の스파렉스 굿모닝시티は、まさにそんなドラマチックな体験にぴったりの場所です。
お風呂上がりでポカポカの体に、冷たくて甘いシッケが喉を潤していくあの瞬間。深夜の東大門で過ごすこの時間が、観光の合間に組み込むには一番の正解だと確信し、不安が心地よい自信へと変わっていきました。

ソウルのアカスリ事情:予約のタイミングと期待していいこと
せっかく韓国に来たなら、本場のアカスリ(テミリ)を体験してみたいという方も多いですよね。古い角質を落としてツルツルの赤ちゃん肌になるためのローカルの秘訣は、アカスリの前に15〜20分ほど温かいお湯に浸かって、しっかり肌を柔らかくしておくことです。
そして一番重要なのが、予約のタイミングです。24時間営業の人気スパでは、夜遅くのピークタイムになってからお願いしようとしても「今日はもう予約でいっぱいだよ!」と断られてしまうことがよくあります。だから、絶対にお願いしたい時は、お風呂場に入ってすぐ、ピンクや黒の下着姿で働いている担当のスタッフ(アジュンマ)に声をかけて、真っ先に予約を済ませてしまうのが鉄則です。
番号札をもらったり、自分のロッカー番号を伝えたりして、順番が来るまでゆっくりお湯に浸かって待つ。これが最も賢くて無駄のないアカスリの受け方です。
あなたの旅のスタイルに合うソウルの大型スパはどれ?
チムジルバンと一口に言っても、観光の合間にサクッと寄るのか、夜通し滞在して宿泊代わりにするのか、それとも伝統的なサウナをじっくり楽しみたいのかによって選ぶべき場所は変わってきます。
例えば、明洞や弘大、江南などで人気の韓国パーソナルカラー診断ソウルガイド:明洞・弘大・江南エリアのおすすめスタジオで自分に似合う色をしっかり見つけた後、メイクを全部落としてすっぴんになり、心置きなくリラックスしたいなら、広々としたローカルなスパがおすすめです。
[베뉴지아쿠아24]()(24時間営業)のような、広くてコストパフォーマンスの良いスパは、地元の韓国人たちに深く愛されています。
館内は少し暖かく乾燥していて、オンドルの床にマットを敷いて何時間も寝転がる地元の人たち。観光客としての好奇心はいつの間にか薄れ、「ここなら私も、このままゆっくり長居できそうだな」という心地よい安心感に変わっていました。

ガイドブックには載っていない、チムジルバンを120%快適に過ごす小さなコツ
実は、チムジルバンを本当に快適に楽しむために重要なのは、サウナの種類の多さよりも「コンセントの確保」と「寝転がるためのマット」だったりします。
地元の私たちは、タブレットや携帯ゲーム機、時にはノートパソコンまで持ち込んで、まるで自分の家のリビングのように何時間もダラダラ過ごします。だからこそ、大きくて設備の整ったスパは、急に雨が降ってきた時の最高の避難所にもなるんです。
また、週末の午後は家族連れやデート中のカップルで想像以上に混雑します。「羊巻きタオルを作って可愛い写真を撮りたい!」と思っているなら、土曜日の夕方よりも、平日の午前中から午後早めの時間を狙うのがおすすめです。静かに写真が撮れますし、ロッカールームでの着替えやドライヤー待ちのストレスも避けられますよ。
初心者がやりがちな失敗と、時間・お金・体力を無駄にしないための対策
最後に、初めてチムジルバンに行く方がやりがちな失敗と、その対策を少しだけお伝えしますね。
薪を使って火を焚く本格的な伝統サウナ(汗蒸幕など)は、ドームの中の熱気が強烈でとても気持ちいいのですが、煙の独特な匂いが館内着や自分の服、髪の毛に少し移ってしまうことがあります。だから、帰りに着るための簡単な替えの下着を持っていくと安心です。
また、「せっかく来たのだから!」と、熱いサウナ室を全部一気に回ろうとして、かえってクタクタになってしまう旅行者の方をよく見かけます。チムジルバンは本来、頑張って汗をかく場所ではなく、ゴロゴロおしゃべりしながら休む場所です。冷たい飲み物で水分をしっかり補給しながら、無理をせず自分のペースで楽しんでくださいね。
今度のソウル旅行では、ぜひ地元の人に混ざって、心も体もポカポカになる最高のチムジルバン時間を過ごしてみてください!

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